経営理念

Philosophy

経営理念

私たちメンバーは共に手を取り合い
歩む仲間を尊重し組合の発展と一人一人の
自己実現を調和させることを誓います
  • 一. 日本一の“きもの”専門店小売グループを目指します
  • 一. 和装業界のリーダーとなり、チャレンジ精神で和装振興と伝承に貢献します
  • 一. 地域No.1店を目指し、地域密着・願客密着に全力を注ぎます
  • 一. “共に勝つ”“与えれば与えられるの原則”で、お互いが裸になって自らが情報提供や体験談の交換をおこない、 相互研鑽に励みます
  • 一. 日本きものシステム協同組合(JKS)はオリジナル性を高め、同時にあらゆる共同のメリットを徹底的に追求し続けます
  • 一. 企業はトップ欠第と自覚し、自ら自己研鑽に励み、自己改革、 経営改革にチャレンジします
  • 一. お取り引き先、顧客、社員、メンバーには出会いを大切に、誠実・親切・変わらぬ愛情を持って接します

◇組合設立時の思い
我が国の戦後の目覚ましい発展には、日本の伝統文化が少なからず貢献しております。
和の文化の所産としての和装製品、特に「きもの」はその筆頭にあたり、高度な織物技法が精密機械産業や電子機器産業に技術的に影響を及ぼし、また伝統的意匠デザインは、あらゆる産業製品に活かされてまいりました。
また、日本女性の優しさ、優雅さ、上品さは、まさにこのきもの文化の発露であり、象徴でもあります。 我々和装品小売業界に携わる者は、これら「きもの」の持つ素晴らしさをより多くの消費者に周知するとともに、伝統ある民族衣装を後世に伝えていくため努力精進しているところであります。
しかしながら、生活の合理化が進展する中で、特に戦後の国民の洋装化が、きもの離れを引き起こし、昨今では複雑な流通や価格の混乱が消費者の不審を招いており、専門小売店の存立基盤を急速に弱体化させているなど、個々では有効な問題解消の手段を持ち得ないでいるのが現状であります。
この様な状況の中で、我々小規模小売業者が生き残っていくためには、日頃から消費者に密着し十分に把握しているニーズを活かして川下から独自の製品を企画するとともに、良い品を良いサービスと手頃な価格で提供し他との差別化を図っていくことが急務となっております。現下の経営環境は依然厳しい折であり、このような時にこそ同業組合による活発な事業活動が求められているときであります。

今般、組合設立同意者の英知を結集し、相互扶助の精神のもと積極的に諸事業を推進するとともに、個々の事業者の経済的地位の向上を目指してここに事業協同組合の設立を行うものであります。

3つのスローガン

私たち日本きものシステム協同組合はサプライチェーン(川下・川中・川上)関係者が参加する組織「きもの安全・安心推進会議」の設立趣旨に賛同し、3つのスローガンを遵守し、和装業界の発展に努めています。

  • 01. 産地への安心

    川上である産地が安心して物づくりができる環境を整える

  • 02. 消費者への安心

    価格や販売方法等、消費者の不信感を払拭する

  • 03. 業界人への安心

    業界で働いている人が安心して働ける環境づくり