WITHコロナ時代だからこその新しいあり方を模索

 

全国のきもの専門店が集う、日本きものシステム協同組合(京都市下京区/理事長 佐々木英典)は、令和3年2月9日(火)に定例の理事会・例会を開催する。
例会の議題として、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、不要不急の外出を控える中で今まで通りの催事の実施や直接産地に出向いての社員研修などの取り組みに制限がかかる中で、今後どう対応していくべきか協議する。その中で今回は、産地(米沢 新田株式会社)とリモートでつなぎ、作りの方が直接現場に来なくても、産地の声を届ける環境を作り、単に商品を売るだけではなく、実際の工房の様子や作る工程、産地の歴史や産地の現状をもっとたくさんの方に知って頂く機会として、リモート研修会を実施する。
日本きものシステム協同組合は、毎年自ら産地に出向き、産地の状況を知り、「本物」の商品知識を学び、人的交流を促進し、産地との絆を太く、強く、長くしてきましたが、産地と直接行き来せずとも1つの良いコミュニケーションツールとしてリモート対応を多方面に活用していきたいと考えている。そして、リモートで対応できること、直接現地に行って確認することを区分けし、WITHコロナ時代にあった新しい取組みを模索していきたいと考えています。

 

 

産地とのつながりを強化「リモート研修」-2

 

 

今後も日本きものシステムでは産地のつながりを大切にし、消費者の方にもより身近に感じてもらえる様な取組みを実施していきたいと考えております。産地の方でご興味がある方は是非、ご連絡ください。コロナに負けず一緒に業界を盛り上げていけたら幸いです。